志望動機よりも企業選びの軸を意識せよ!リクルート内定者が語る就職活動アドバイスその1

41,139 views

最終更新日:2023年10月27日

志望動機よりも企業選びの軸を意識せよ!リクルート内定者が語る就職活動アドバイスその1

企業研究

先日、リクルートの内定者と就活生によるWeb質問会を開催いたしました。その際に、多くの就職活動生の参考になる受け答えがありましたので、ここに記事として残したいと思います。

リクルートを志望している方もそうでない方も参考になると思いますので、ぜひお読みください。

本選考とインターンの締め切り情報

回答者プロフィール

【自己紹介】 
大学:文系(私立) 
学生時代に頑張っていたこと:予備校バイトでの営業活動、準体育会の活動 

内定先:リクルート人材部門を2つ、大手精密機械メーカー、スーパーゼネコン、他ベンチャー数社 
選社軸:①生まれや育ちの格差関係なく意思ある人が応援される世の中を作りたい②父親を超えるビジネスパーソンになりたい。 
受けていた業界:リクルート、機械メーカー、ゼネコン、マスコミを少々 

一言:特殊なスペックを持っていませんが、自分なりに考え抜いて複数社内定を得たように思います。内定者訪問や内定先からも呼ばれて17卒の皆さんの相談にものっているので、ぜひ参考にしてください。本日は宜しくお願い致します。

面接は受けまくるべし!就職活動全般について

より深い自己分析は内定が出た後も行い、自分が本当にやりたいことを明らかにした

「選社軸」について、①はっきりさせた時期および②選社軸を元に受ける業界を明確にした時期について教えて下さい。

決めた時期及び業界を明確にした時ということですが、 
自分なりに完全に言語化できたのは、正直内定をもらった後のように思います。 

僕としては 

①ある程度自己分析した上で興味のある業界をあげる 
②その業界の仕事を説明会等で理解する 
③実際に内定を得る 
④内定を得た後、最期の自己分析をする 

といった流れでしていました。

知っている業界それぞれを3段階評価し、その上で好きな業界に共通する自分の嗜好性を言語化した

①ある程度自己分析した上で興味のある業界をあげる
①の段階はいつごろの時期で、どの程度の業界をあげていましたか?現状でまだ企業選びの軸も定まらず、どの業界を見ていいのかぶれているのを感じています。

ある程度の自己分析、並びに興味のある業界に関しては3月までにはあげ終えていました。 
私なりのやり方だと 

①知っている業界をとりあえずあげる(銀行、生保、インフラ、商社‥等々) 
②業界毎で興味があるかないかを⚪︎△×の3つに分ける 
③×の業界は見ない 
④⚪︎△に関しては説明会に行きつつ判断 
⑤その上でその業界に共通している自分の嗜好性を言語化する
 

という風に行っていました。

本命の選考の前に面接を受けまくることで、問題点を直していった

今の時期に、これやっていてよかった、ということがあればお聞かせください。

他の方々も言っているとおもいますが、やはり「面接」を受けまくることだと思います。いくら自己分析をして学生時代頑張ったことを作っても、話せなければ合格はないですし、落ちて初めて気づくこともあるかと思います。

高給な会社=付加価値の高い企業かつやりがいがあると考えた。そして受ける企業は給与面で足きりした

給与、福利厚生などの条件ばかりに目が行きがちで仕事内容や、やりがいといったことに注目することができていません。recruit@unistyleさんは給与や福利厚生といったことと、仕事のやりがいや面白さの部分についてどう切り分けて考えていましたか?

私自身は 

①前提としての給料や福利厚生 
②その上で仕事のやりがいや面白さ 

という風に考えていました。 

自分自身、これくらいの生活水準はほしいな、という所から、漠然とですが給与面で足切りをしていました。 
また個人的には給料が高い会社=世の中に付加価値の高いビジネスを行っている可能性が高い=やりがいのある仕事ができる、とも考えていたので、必然的にある程度給与水準の高い会社を受けることになっていたように感じます。

とはいっても、学生時代の営業活動経験によって、じぶんなりのやりがいは見えていたので、そこまで悩まなかったというのが正直なところです、申し訳ないです。

若手が活躍可能、そして社員の目的意識がはっきりしているからリクルート

他社と比べてリクルートのどこがよいと感じましたか

よかったと思う点は2つあります。 

①大企業の中で若手から活躍できる風土であること 
私自身は若手から仕事を任せてもらいながら、できる限り早くマネージャークラスになって仕事をしたいと考えていたので良いと感じました

②社員の視座の高さ 
社員の方々が「何のために働くのか」ということを常々考えながら働いているという点に魅力を感じました。

様々な社会人に会うことで働くイメージを持つべき!目標となるような人を見つけることも大事

個人的ですが、私は「働く」ということがまだ他人事のようで、実感しきれていません。recuruit@unistyleさんのように、「自分が働くんだ」と情熱を持って就職活動に臨むためにも、働くことをリアルに感じるにはどんなことをしたらいいか教えてください。

非常に難しい質問ですね‥笑 
私自身は父親に幼少期から仕事の話を聞かされていたこともあり、「あ、なんか仕事頑張るのってかっこいいな」って思っていたという経緯があります。 

そういった背景もあって、「父親」という存在がある意味仕事人としての憧れの存在で、父を超えたいな、じゃあ父をどういう部分でかっこいいとおもってるんだっけ?という風に考えたのが始まりだったと思います。 

やはり、いろいろな社会人の方にあって、働くということに触れる、そしてこの人を超えたいと思う人を見つけることがいいのではないでしょうか。

起業前提で入社もあり、リクルートの文化について

リクルートの各カンパニーで求める人材は異なる!Unisytleの記事を活用!

リクルートの各カンパニーで採用している人材の違いや求められている能力の違いなんかはありますか?カンパニーが多く、自分自身がどのカンパニーに応募していいのかまったく検討がつかないのが正直なところなので、参考に聞かせてください!

私自身は割と明確にあるように思っています。 
そういった記事はunistyleで多くあるので参考までに貼っておきます。 
この記事の中で言及しているので参考にしてください。 

リクルートは複数のカンパニーも受けるべし!志望度は考えず、自分がリクルートでやりたいことを話すと良い

①海さんへの質問の回答で「志望動機ではなく選社軸を聞かれた」とのことなのですが、 
私は正直なところ主要12社を全て受けたいと考えております。 
その際に、他のカンパニーも同時で受けているが、その中でも御社の●●に魅力を感じる、という風に、素直に伝えてもよいのでしょうか?

②テストセンターの性格検査にて重要だと思われる要素等があれば参考までに教えていただきたいです。

① 
リクルートはいっぱい受けた方がいいと思うので良いと思います! 
極論第一志望であるかどうかはそこまで大きく関係ないと思います。むしろ、自分自身はこう考えていて、こういうことやりたいんだけど、リクルートではできると思ってるんですけどどうですか?くらいに話すと良いかと思います。 

変に社員が〜と風土が〜とかこのビジネスが〜と話すのは詰められて難しいと思いますよ 

② 
これは私自身が性格検査で意識していたことなので、正解かはわかりませんが、やはり、積極的かどうか、行動力があるか、といったところではないでしょうか。正直ほぼ意識せず受けていたので参考にならず申し訳ないです。。。

社内起業の文化はもちろんある!

私は将来何となくなのですがやってみたい事業があります。 
リクルートでは、社員が社内起業や新規事業を立案・推進することができるのか、できるとすればそのプロセスはどうなっていますか(カンパニー毎に違えばそれも教えてください)。 

社内起業の文化はあると聞いています。 

カンパニー等関係なく、社員同士で好きにチームを組んで、ビジネスのアイデアを出す「new ring」という制度があります。

確か私の記憶だと、受験サプリもこう言ったものから出てきたんだと認識しています。採用されると社内に部署ができてリソースを使えるようです。 

カンパニー間の異動は可能。しかし、その制度が実際に使われているかは謎

もう1点質問なのですが、入社後のカンパニー間の異動は可能なのでしょうか?

制度はある、と聞いています。 

しかしながら、その制度は実際のところちゃんと使われているのかはきわどいということも聞きました。 

制度で言うと、このカンパニーのこの部署でこういうことがやりたいと手を挙げると、自分の上司等にも相談なしに、面接のようなものを受けられるというのは聞いています。

アルバイトからやりたいことを見つけた!志望動機や自己分析について

志望動機や自己PRは面接で突っ込まれる度に考え直せ!その繰り返しで自己分析を深める!

recruit@unistyleさんはどのように自己分析を行っていましたか?

自己分析の方法ですが 

①紙ベースで学生時代頑張ったこと、志望動機を作る 
②実際の面接で話してみる 
③突っ込まれて答えられなかったところを考え直す。


の手順を延々と繰り返していました。 

私はリクルートの社員さんにお願いして、模擬面接を何度もしてもらって、その対話の中で自己分析を深めていました。

自己分析は絶対内定シリーズのワークシートで3周行った

就活の話ができるような頼りになる友達が少なくて、困っています。

やはりunistyleの記事は参考にしていました。 
自己分析は絶対内定のワークシートを使って3周程度はしたように思います。

就活の軸については父親の影響など、自分のバックグラウンドについてしっかり考えた

志望動機は何を話していましたか?

リクルートでは 

選社軸:①生まれや育ちの格差関係なく意思ある人が応援される世の中を作りたい②父親を超えるビジネスパーソンになりたい。 

と話しており、父親を超えるビジネスパーソンになりたいという部分に関しては 

影響力の大きさ 
視座の高さ 
そのスピード感 

を一番達成できるかいなかという点で比較検討していました。

アルバイトでの「周りと競争しながら自分の言葉で提案を行う経験」から、自分のやりたいことが見えてきた

「学生時代の営業活動経験によって、じぶんなりのやりがいは見えていた」とのことですが、学生時代のアルバイト経験とリクルートでの仕事のやりがいをどのように結びつけていたか教えていただければうれしいです!

私自身学生時代の営業活動で感じていたやりがいは 

①自分自身が目の前の生徒の人生に影響を与えるという点 
②周りと競争しながら、自分の言葉で一人数十万単位の提案を行える点 


でした。私自身はある程度の成果を残したおかげで大学生スタッフの中でも多くの裁量を任せてもらえ、それが原動力となりました。 

特に②の部分に非常に強いやりがいを感じていました

リクルートでは若手から多くの企業を担当し、自分の言葉でさらに大きな提案をしていく、そして成果を残せば残すほどどんどん仕事を任せてさらに大きな提案をできることにワクワクしたので、そういったことを伝えたように思います。

「大企業かつマネジメントが出来る会社」としてリクルートを選んだ

リクルートの方は30代前後では退職する方が多い印象がありますが、recruit@unistyleさんは将来のプランはどのように考えていますか?起業や転職、リクルート内でトップに上がるなど考えていることはありますか?

私自身正直なところ決めきれていないことが確かです。 

しかしながら、「大企業で早くマネジメントができる会社に入りたい」と考えていたので、3年で辞めるようなことはないと思います。 

ちなみに面接では「社長になるつもりで働きます」と言っていました笑

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回の質問会ではリクルートについての内定戦略だけでなく、本人の具体的な就職活動の軸や業界研究の仕方まで知ることが出来ました。

きっと多くの就職活動生の参考になる回答があったのではないかと思います。

特に、内定者がリクルートでの面接で話した志望動機として「父親を超えるビジネスパーソンになりたい」というものが印象的でした。

多くの就活生は大学時代の経験から得た強みや気づきなどにフォーカスしがちですが、このように自分の兄弟や父親について話すことも自分を面接官に知って貰う上で非常に大事でしょう。

ぜひ多くの就職活動生に今回の質問会で得た極意を生かしてください。

今回はインタビューでの受け答えを2つの記事に分け、「その1」では内定者の就職活動全般から志望動機や自己分析についてまとめました。

次回の記事では実際の面接でのテクニックや、リクルート内定者の人間性などについての回答をまとめる予定なのでそちらもぜひ参考にしてください。

「体育会経験ではなくあえてアルバイトでの営業経験を伝えた、リクルート内定者による就職活動アドバイスその2」
こちらも併せてご覧ください。

 

photo by Martin Thomas

おすすめコラム 4 件

就職活動での出会い、通称リクラブは本当にあるのか?! 就職活動での出会い、通称リクラブは本当にあるのか?! みなさん、こんにちは。17卒の早大生です。就職活動も本格化し、説明会に足を運び、ESの締め切りを日々消化している日々です。普段着なれないスーツを着て、電車で各地に移動することは正直なところ想像以上につかれる日々だと感じています。そんな中で本日は題名にある「リクラブ」について先輩から聞いた話を元に書ければと思います。先輩たちに聞いても「説明会ではイケメンの人事or可愛い人事を楽しみにしていた」「グループワークで同じ班の子とごはんに行った」等々と、異性との交流を楽しみにしている方々も多くいたようです。私自身もグループワークに行った後、同じ班で数人で飲みに行ったりということもあったりします。早慶女子が語る女子就活生が社員に仕掛ける「枕営業?」についてこう言った記事もunistyleではありますが、実際にリクラブは存在するのか、そしてどのようなメカニズムで起こっているのか、ということに迫っていきたいと思います。リクラブが起こりやすい環境先輩方の話を聞いていると、数ある選考会の中でリクラブが起こりやすいもの、リクラブが起こりにくいものがあるようです。また時期によっても起こりやすい時期、起こりにくい時期があるようです。具体的に言うと・グループワークが取り入れられた説明会・集団面接等の面接等が挙げられるようです。通常の説明会では、話しかけることは難しいでしょう。しかしながら上記のような説明会では距離が近く、取っ掛かりのコミュニケーションを取ることも難しくないので仲良くなるハードルがそこまで低くないようです。また時期も少し関係があるようです。就職活動が始まったばかりの今のような時期だと就職活動を頑張らなければ!というモチベーションになっているのでそこまで起こりにくいようです。逆に、就職活動が煮詰まってきている時期だと、精神的な疲れも出ており、また選考が進んでいる人は余裕が、選考が進んでない人は焦りによっていろんな人に話を聞いてもらいたい、というような心理が起きているようで、所謂リクラブが起こりやすい状況になっているようです。実際のケース~説明会編~実際に私がOB訪問をした先輩の中には説明会で出会った女の子と付き合うことになったようです。昨年の7月頃、某会社のグループワークにて出会った女の子ということでした。選考自体は2時間程度で、アンケート記入時に同じ大学であることが発覚し意気投合したとのことです。その先輩は解禁前に第一志望群の内定を保持しており、逆にその女の子はあまり行きたくない会社のみで、煮詰まっていたとのことでした。「就活の情報をシェアしようよー」というスタンスから連絡を取り出し、息抜き程度に夜に会うことを重ね、気付けば男女の仲になっていたようです。しかしながら、所詮心の隙間を埋めるような関係であったということもあって、就活が終わって年越しもすることもなく、二人は別れたとのことでした。実際のケース~集団面接編〜集団面接で同じ面接の子と一夜限りの関係を結んだ先輩もいらっしゃいました。その先輩は3年の夏頃から就職活動を始めており、内定を保持しており、面接慣れもしている方でした。集団面接終了後、「すごい面接慣れてるね!ちょっとアドバイスほしいから飲みに行こうよー」という感じで、2人でご飯に行き、そのまま夜の街へ消えて行ったとのことでした。最後にいかがでしたでしょうか?本日は2人の先輩のパターンをご紹介しました。実際、周りの話を聞いているとこういった事例は非常に多いように感じています。就活をうまくやってきている男性が精神的に弱っている女性を食い物にしているとも言えますが、逆にうまくやってきている男性に少しでもあやかろうといい出会いを求めた女性がうまくやっているとも言えるかもしれません。これを読んで「よしいいところに内定しよう!」と考える男性や、「将来性のある男を捕まえに行こう!」と考える女性はあまりいないとも思いますが、楽しんで頂けたら幸いです。くれぐれも、就職活動の一番の目的は「自分のキャリアを最高の形で選択する」ということではあると思うので、現を抜かすことないようして頂ければと思います。photobyMartinThomas 24,470 views
業界内時価総額日本一!化学メーカー信越化学工業に文系学生も注目すべき 業界内時価総額日本一!化学メーカー信越化学工業に文系学生も注目すべき 信越化学工業などの化学メーカーは、一部の文系学生からは人気のある業界です。しかしながら、三菱化学、三井化学、住友化学などに比べて、信越化学工業を受ける学生はやや少ないようです。実際、過去実施したunistyle就職活動意識調査でも、文系学生約700名のうち化学メーカー各社を志望する学生数は三菱化学53名、三井化学49名、住友化学43名、信越化学工業28名という結果になっています。これは、三菱三井住友という財閥のイメージや知名度によって差がついているように思います。もちろん、何となくイメージや知名度だけに振り回されるのではなく、例えば売上や利益など各企業の財務数値をしっかり調べて企業研究をしているという方も多いことでしょう。さらに皆さんが企業研究を進めて行くと、財務数値と同様に、「時価総額」という指標も良く耳にするようになると思います。(※時価総額とは、上場企業の株価に発行済株数をかけたもので、企業価値を評価する際の指標です。時価総額の大きさは企業規模や業績のみならず、資金調達力を読む指標にもなります)日本の化学業界において時価総額第1位の企業は、三菱でも三井でも住友でもなく、実は信越化学工業です。塩化ビニル樹脂や半導体シリコンなどの分野では世界トップシェアであり、海外売上高比率も72%と業界随一のグローバル企業でもあります。三菱三井住友を受けるつもりの文系学生の皆さんが、信越化学工業を受けないのは非常にもったいないことです。また、そもそも化学メーカーを見ていないという方も、次に紹介する企業選びの軸に合致するのであれば、ぜひ化学業界も視野に入れてみてはいかがでしょうか。なお、理系対象のインターンも現在募集しているため、理系の方についてもぜひ就職先として検討してください。(※本コラムは信越化学工業株式会社のPR記事です)信越化学工業などの化学メーカーを志望する文系学生の企業選びの軸①「日本の技術力を世界に発信したい」日本の強みとして多くの人が挙げるのは、メイドインジャパンの技術力や品質の高さではないでしょうか。自社製品が世界中で求められ、また、ユーザーから信頼されている様子を見て、自分の仕事にやりがいを持つ方も多いことでしょう。また、日本のプレゼンスを向上させたいといった軸と関連付けて、総合商社などと併願する学生も多くいるようです。②「人々の生活に密着した仕事に携わりたい」上記と同様に、普段身の回りに溢れる製品に自社の素材や技術が用いられていることにやりがいを感じられるという方もいるのではないでしょうか。金融など無形の商品を扱う業界に比べて、化学業界は自社技術の活用事例を日常生活で頻繁に目にすることがあるため、そこに喜びを見出す方もいるでしょう。③「自身のアイディアを製品に反映できる仕事がしたい」クライアントと協力して新製品の開発に携わることも化学メーカーの醍醐味だと言えます。消費財メーカーであれば自社製品の普及が営業のミッションになりますが、化学メーカーの営業はクライアントのニーズと自社の技術とをうまく結びつけることが求められます。自身のアイデアを形にして他者に価値を提供することや、新たなイノベーションの担い手となることに魅力を感じる方にも、化学メーカーを見て欲しいと思います。信越化学工業が求める人材・向いている人信越化学工業に限らず化学メーカーは、営業先のメーカーと自社開発部門との橋渡しとなり、立場の異なる人々をまとめ上げて、新たな製品の開発につなげられる人材を求めていると言えます。下記、採用ホームページの社員インタビューを抜粋しています。現場で働く社員の姿を垣間見ることができますので、参考にしてください。>>一番印象に残っている仕事はなんですか?5年間サンプル供給を続けてきたある顧客の新製品にて、当社がファーストベンダーとして採用され量産になったことです。品質や納期など顧客の厳しい要求を、技術部門や製造部門と一緒に乗り越えていくのは非常に大きなやりがいとなります。半導体材料では顧客認定という独特の制度があり、顧客の製品にファーストベンダーとして採用されることが非常に重要です。セカンドベンダーでの参入は、品質や価格面で非常に大きなハードルがあります。地道にサンプルワークを続け、顧客のビジネスが軌道に乗り、結果として当社の製品の売上も増えるというのは営業部門としては格別の喜びです。(信越化学工業採用ホームページより)なお、信越化学工業では豊富な手元資金をもとに今後3年間で総額3,200億円の設備投資を予定しており、海外でのプロジェクトに携わる機会も多くあります。そのため、まったく文化の異なる土地で手腕を発揮するために、精神的にタフであることも求められます。大学を横断したイベントの企画や運営、社会人との交流など、立場や価値観の異なる人々と協力してことを成した経験を持ち、また、そこに強いやりがいを感じる人にはおすすめの企業です。入社後のキャリアプランについて事務系(営業、管理部門)では、入社後3~5年を目途に、3人に1人くらいの割合で海外赴任や海外プロジェクトに携わるとのことです。技術系(研究、生産技術など)でも、8~10%程度の社員が海外で仕事をしています。少数精鋭の人材育成方針の下、過去には、入社1年目から大きな取引先の担当を任され、2年目にして今では誰もが目にしたことのあるような製品をクライアントと二人三脚で作り上げた社員もいます。入社して間もない頃から大きなクライアントや案件を担当することで、自らの能力やスキルをじっくりと磨いていけることは、信越化学工業など歴史ある大手企業に就職することの意義の一つかもしれません。最後に就職活動では、表面的なイメージで事前に受ける会社や業界を絞ってしまうのではなく、自分の経験からどんな仕事が向いているのか大まかに考えてみて、当てはまる業界をどんどん受けていくことをおすすめします。ちなみに、信越化学工業の採用担当の方は文系出身で、「若手の内から、大きな権限と責任の伴う仕事に携わりたい」という軸で就職活動を行い、総合商社なども見ながら信越化学工業に出会ったとのことです。文系学生の皆さんは、化学メーカーを敬遠してしまう方も多いようですが、食わず嫌いせずに就職先として検討して欲しいと思います。化学業界を理解することで、川上から川下に至る産業界のつながりを理解することができ、視野が広がることと思います。なお、現在、信越化学工業では理系対象のインターンを募集しています。本記事は文系学生向けでしたが、理系の皆さんは是非お申し込みください。photobyMartinThomas 26,700 views
1日10時間以上勉強!フィリピン留学で真面目に英語を勉強するならサウスピークで決まり!? 1日10時間以上勉強!フィリピン留学で真面目に英語を勉強するならサウスピークで決まり!? ここ数年で認知度が急速に高まってきたフィリピンへの語学留学。認知度が高まってきたのは欧米流学に比べて圧倒的に低コストで留学できるからだと思われます。欧米だと1ヶ月留学するだけでも50万円程度かかることが多いのですが、フィリピン留学であれば15万円前後で可能です。今回ご紹介するサウスピークも4週間129,800円から留学することが可能です。unistyleのユーザーの方でも就職活動が本格化する前にTOEICの点数を高めておきたい、入社前に英語力をつけたいと考えている人は多いのではないでしょうか。ソフトバンクはTOEIC900点以上の人に100万円の報奨金を支払っているようで、内定者の方でフィリピン留学して900点以上の取得を目指していた人もいます。参考:「ソフトバンク、TOEIC900点で報奨金100万円」から分かることコスト面で優れるフィリピン留学ですが、学校選びに失敗すると、真面目に勉強せず、旅行のついでに語学学校に通っている日本人の友人と遊んでばかりで肝心の英語力が身に付かないというケースもよくあるようです。もし真面目に勉強して就職活動や入社後にいかしたいと考えているのであれば、「3ヶ月でTOEICが200点上がる」、「生徒の1日平均学習時間10時間」を掲げるサウスピークが最もよい選択肢かもしれません。(※本コラムはサウスピークのPR記事です)◆サウスピークの無料説明会・資料請求はこちらから本記事のコンテンツ・サウスピークがオススメの理由①:英語勉強法の著者が設立者・サウスピークがオススメの理由②:本気で勉強したい人が集まる・サウスピークがオススメの理由③:留学前の事前学習相談・サウスピークがオススメの理由④:ハイレベルなフィリピン人講師・既にTOEICで800点以上取得している人にもオススメ・最後にサウスピークがオススメの理由①:英語勉強法の著者が設立者サウスピークがオススメの一番の理由は、設立者の一人である柴田氏(Twitter@HAL_J)がしっかりとした英語勉強法を確立している人だということです。柴田氏は帰国子女ではない自身の英語勉強経験から生み出された日本人が英語を話せる・書けるようになるために必要となる学習ノウハウをブログにて公開したところかなりのアクセスがあり、書籍化までしています。参考:20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへこのように日本人が英語を話せる・書けるようになるために必要な学習を体系的に理解した上でカリキュラムを組んでいるため、話す・書くことに必要なことを効率的に学ぶことができます。どのような方針、勉強方法なのかブログを読んで中身に納得できるようであればぜひサウスピークの受講を検討してみてください。サウスピークがオススメの理由②:本気で勉強したい人が集まるサウスピークをお勧めする第二の理由は本気で勉強したい人が集まる環境であるということです。サウスピーク受講生の1日の平均勉強時間は10時間、3ヶ月でTOEICスコアを200点あげるということを標榜している通り、英語を真剣に勉強したい学生が参加しています。これはフィリピン留学だけでなく、欧米の語学学校にもいえることですが、語学学校にいく人の中には半分旅行気分で英語の勉強はそこそこに、授業中も日本語でやり取りする意識低めの人がかなりいます。そうした人と仲良くなって遊んでいるうちに本来の目的である英語力の強化ができないまま、お金と時間を使ってしまうというケースも少なくありません。サウスピークであれば最初から多くの勉強量をこなすことを受講生にも伝えているため、学習意欲の高い人ばかりが集まり、そういった心配はありません。一方で旅行がてらフィリピン留学したい、英語力を高めるよりも友人と楽しく遊びたいといった目的の学生にはサウスピークは向いていないと言えるでしょう。サウスピークがオススメの理由③:留学前の事前学習相談サウスピークをオススメする3つ目の理由が、留学前に事前の学習相談があることです。多くのフィリピン留学や欧米の語学学校では現地についてからサポートが始まるのが普通で、留学前の学習に対してのアドバイスはありません。一方でサウスピークであれば、申込後、現地に行くまでの間に学習相談を行い、留学前にインプット中心の勉強をすることで留学効果をより高めることができます。話す・書くためにも、文法やリーディングのスキルというものは重要で、そうしたインプットのレベルが留学後の英語力の伸びを左右するとのことです。サウスピークでは留学前の学習についても色々相談にのってくれて、留学後の英語力の伸びが最大化されるよう現地にいく前からサポートしてくれます。サウスピークは留学前にTOEICを200点上げることも可能です。サウスピークがオススメの理由④:ハイレベルなフィリピン人講師サウスピークでは講師の質にもかなり気を配っており、全ての講師はフィリピンの有名大学を卒業し、TOEIC900点以上を取得しているそうです。優秀な講師を採用し、定着してもらうために他校の150%〜200%の給与を支払っているようです。ちなみにフィリピン人講師に英語を習うとフィリピン訛りになってしまうのではと心配する人がいるのですが、基本的には問題ないといえます。もし心配な人は下記の記事などを読んでみてはどうでしょうか。参考:「フィリピン人の英語力、フィリピン人の英語は訛っているのか」日本人訛りが抜けることはなく、第二外国語としてネイティブの人にも理解されるレベルで英会話ができることを目指すべきというのはサウスピークでもうたわれています。フィリピンは欧米企業のコールセンターが多数あるなど、確かにフィリピン訛りはあるものの、十分にネイティブの人にも伝わるレベルです。上記記事の通り、まずは徹底的にインプットし、発音矯正をしながらアウトプットすることで、ネイティブの人にも伝わる英語がすらすら出てくるようになるのではないでしょうか。既にTOEICで800点以上取得している人にもオススメさて「上位校の平均点は789点!TOEICの点数アピールは人気企業では通用しないかもしれない」という記事でも紹介した通り、既にTOEICで高得点を取っている方も多くいるかと思いますが、そんな方にもサウスピークはオススメです。サウスピークではTOEICのスピーキング、ライティングのテスト対策も実施しており、800点以上で入学し成果を出している事例も豊富にあります。TOEICのようなインプット主体の試験勉強は得意だけど、書く・話すなどのアウトプットが苦手だという人にも最適なカリキュラムを提供しているとのことです。参考:事例5:TOEIC800点以上の上級者学ぶ意識の高い人たちと、更に英語力を高めて就職や入社後のアドバンテージにしたいという方にはぜひサウスピークへの留学をお勧めします。最後に限られた学生生活の中で、時間とお金をかけて留学するのであれば、出来るだけ効果の高いところにいってほしいと思います。限られた期間、集中的に学び、学習意欲の高い仲間とともに英語に自信を持って次のステップに進む上ではサウスピークはかなりオススメできます。1ヶ月という期間、海外にいくのは社会人ではなかなか時間が取れず難しくなるので、少しでも興味がある人は学生のうちにいって欲しいと思います。◆サウスピークの無料説明会・資料請求はこちらから 15,317 views
【商社志望の就活生必見!】総合商社内定者が語る、3年生の秋・冬にやっておくべきこと 【商社志望の就活生必見!】総合商社内定者が語る、3年生の秋・冬にやっておくべきこと 本記事では、特に人気の高い業界である総合商社を志望する就活生に向け、3年生の秋・冬に何をすることで周りの就活生と差をつけることができるのかを話したいと思います。就職活動のレビュー選考活動の開始は6月1日となりました。しかし、実際には春頃から企業による「面談」という名の選考会が水面下で行われ、大企業でも6月以前に内々定出しを行う会社や、経団連加盟企業であっても6月1日に目をつけていた学生に一斉に内々定を出すという現状がありました。かつて選考解禁が8月だった16卒の頃は三菱商事が8月の2週目に内々定出しを終えて商社の選考は全て終わると予想されていましたが、実際には1週目でほぼ全ての総合商社が内々定出しを終えていました。商社の選考方法の分析さて、ではなぜこのような早いスピードの選考ができたのでしょうか。そのカラクリはインターン、OB訪問、セミナーにあると思います。現在ではほとんどの総合商社がインターンを実施しています。もちろん名目は業務内容の理解でしたが、ESを提出させ、面接を行って参加者を決めている時点で選考に関係ないと言い張るのは難しいでしょう。実際にインターン終了後も同窓会と称し、学生を集めて人事と話す機会を設けている企業もありました。OB訪問ですが、広報活動開始の3月1日から本格化し、三菱商事、三井物産などの本社ロビーには連日お昼時になると就活生が集まっていました。3月1日になるとOB訪問の経費が会社から落ちるようになる会社が多いので企業側としても重視しています。というよりかは評価しています。つまり、リスクフリーでOB訪問をするならば2月以前の方が良いでしょう。3月1日からのOB訪問では服装、言動、態度、志望度などから総合して簡単な評価をつけて人事にフィードバックしていることが考えられるのでなんとなくOB訪問をしていると悪い評価が次々と付き、面接はおろか書類選考の突破が厳しくなります。セミナーに関しては多くの総合商社が例年では考えられないほどの数を開催しておりました。ある商社では社長や副社長が登壇することもありました。また、数あるセミナーの中でも体感セミナーという名前の長時間もしくは複数日に渡るセミナーを開催している商社もあり、筆者も実際に参加してみました。セミナーが終わった後に交流をし、お互いのプロフィールを交換してみるとほとんどの学生が体育会、帰国子女、留学経験者、日本トップレベルの一芸を持っている就活生でした。この時点ではESを提出していませんので、プレエントリー時の簡単なプロフィール情報を参考にしていた事が考えられます。商社以外のことでこの時期にやっておくべきこと面接練習を徹底的に行いましょう。友人と模擬面接を行っても良いですが、実際に企業の本選考や、インターン選考を受けに行きましょう。あわよくば内定も取りましょう。商社の本番の面接で緊張してパフォーマンスが出ないようでは悔やみきれません。また外資系企業のインターンに参加してくるような学生とその後もこまめに連絡を取り合うことが重要です。外資系投資銀行や外資系コンサルの内定を持ったまま総合商社の選考に臨むツワモノ就活生は意外と少なくなく、そういう人達とコネクションを作っておくことで広報活動開始後も強固な情報網を張ることができます。商社のビジネス自体も人脈、情報網を強める事が重要になるので今のうちからそのスキルを磨いておきましょう。【参考】最後に総合商社は3月1日の広報活動開始日からインターンでの評価、OB訪問の評価、体感セミナーなどへの参加有無などを総合的に判断し、面接に呼びたい学生の大まかなリスト化を行い、そこにES、筆記試験の結果を加え、どの学生を6月1日に呼ぶのかを決めているように感じられました。つまり、3年生の秋・冬の時期に、総合商社に興味を持っている就活生が行うべきはOB訪問の人脈作りです。OB訪問の一人目は部活、サークルの先輩でも良いですし、大学に常置されている名簿から連絡しても構いません。しかしその後はお会いした社員の方からの紹介になる事が予想されます。3年生の秋・冬の時期に身近な先輩から就職活動の大まかなスケジュールは聞いておき、インターンに行く為にはどうしたら良いのか。またOB訪問で良い評価を受ける為にはどうしたら良いか考えることで、周りの就活生と大きな差をつけられるでしょう。【関連記事】 45,613 views

現在ES掲載数

77,808

すべて見れる

上に戻る

会員登録・ログインして全てのコンテンツを見る

無料会員登録