現役20卒就活ツイッタラーに#今アツい業界を聞いたらいい意味で予想を裏切られた

9,666 views

最終更新日:2022年03月29日

現役20卒就活ツイッタラーに#今アツい業界を聞いたらいい意味で予想を裏切られた

冬インターンの選考や外資系企業の本選考が始まり、いよいよ就活に本腰を入れ始めた人も多くなってきました。その中で大きな関門になるのが志望業界。

「自分のやりたいこと」
「名前を知っている」

色々選定軸はある中で今アツい業界ってどこなのか。そんな方のために現役20卒ツイッタラー8人に今アツい業界についてのヒアリングを行いました。選出基準としては、「フォロワーが100人以上」としています。

今回の調査にあたり、いわゆる「就活生に人気な業界」に偏ることをunistyle編集部は予想をしていましたが、いい意味で裏切られました。

これはひとえに今回取り上げた就活ツイッタラーの皆さんが、日々情報のインプットとアウトプットを怠らず、丁寧に自己分析や業界・企業研究を積み重ねた結果、自分の軸を持って就活をしているためだと思います。

Twitter内の就活界隈では多くの方に知られ、アウトプットの質が高いツイッタラーにとってのアツい業界とは?

ぜひご覧ください。

現役20卒ツイッタラーに聞く今アツい業界

「アツい」の定義は以下に設定し、理由と共にお答えいただきました。
①個人的に志望度が高い業界
②業界研究を進める中で見えてきたこれから国内外で需要が伸びていく業界
*回答はほぼ頂いたままの文章で掲載しております。

【選んだ理由】

回答者:ななな@20卒(@na_syukatsu)
①ビジネスの仕掛けを創出する、②着実な成長環境がある、以上2つの理由です。いずれも過去の経験を踏まえて、①について、どんな商材であっても、数多のステークホルダーを巻き込んで商流を創っていくことに興味を持っています。この理由だけならベンチャーも入ってきますね。一方②について、これは好みだと思いますが、仕事を任せるのではなく、与えることで成長を促していく現行の日系大手的方針の方が僕は好きです。

 

 

農業 

【選んだ理由】

回答者:しょうちゃん(@olympic_year
現在、農家を司る経営に対するコンサル等が積極的に行われるようになり、集約化・また販売の先まで関わることでビズサイドの視点が増えたため熱いと考えています。 また、今までは機械に頼れなかった作業も技術力の向上で変わりつつあるため、生産量を高めるよう図れるのではと思っています。

アドテクノロジー

【選んだ理由】

回答者:安藤@20卒 (@St_AND_Dragon)
人々の潜在的なニーズを把握できるアドテクノロジーの更なる発展と他領域での拡大に期待しています。従来の広告業界のみならず、他業界(保険業など)をも駆逐する可能性を秘めていると考えるからです。ビジネス環境が複雑化している今日、大企業も再編を余儀無くされ、それに伴うリストラも増加しています。企業や業界の「これまで」だけでなく「これから」に着目し、選択をすることが重要だと考えています。

【選んだ理由】

回答者:だいちゃん@20卒 (@2020graduated)
有益な情報のほとんどがネット上で手に入る現状で、サイトに訪れたユーザーに正しく価値提供できるネット広告が強いと思うから。 またネット上にはこれから先、どんどん情報が溜まっていくので需要はしばらく続くと考えるから。

 

【選んだ理由】

回答者:Mary (@K_storm2911)
時代の背景である ・人口減少 ・少子高齢化 ・移民受け入れがないの3点から社会課題として、「労働力不足」があります。 その解決法として ⑴人材の有効活用 ⑵デジタルトランスフォーメーション があります。 更に終身雇用制度崩壊を鑑みて、(市場自体の価値)×(個人の市場価値)が最大になると考えているITコンサル.ITプラットフォーマーを志望してます。

【選んだ理由】

回答者:ゆ〜@20卒 (@Ah_Onsha)
自分が考えたモノが長期間世の中に残り続けるため。数ある業界の中でもこのように自分の仕事が形として世の中に残り続ける業界は少ないだろう。 また、高給なところや自分の作った建物を人が利用しているところを見ることができることにも惹かれる。 待遇、やりがいともに満足度の高い業界だと思う。

 

人材

【選んだ理由】

回答者:ゆ〜@20卒 (@Ah_Onsha)
日本が現在直面している問題である「労働人口不足」に直接アプローチできる業界がここだろう。 これまで国内の求職者と企業の仲介になっていた人材業界の企業が海外の優秀な人材、及び求職者を日本の企業へと紹介することでこの問題は解決されるのではないだろうか。だが、そのような課題に取り組んでゆく際には頭脳流出等の問題等、課題は以前多いようにも思える。

 

 

グローバルニッチトップ企業100選

【選んだ理由】

回答者:コミュ障ちゃん (@6t2mMjZeGyvOqsi)
経済産業省が選んだ「ニッチ産業の強い企業」をGNT(グローバルニッチトップ)と呼ぶそうです。これを業界と呼ぶのかは知りませんが(私のなかで)とってもアツいです! 就活始めると、みんなコンサルや商社なんかを目指しがちですが、私は隠れ優良企業に入りたいので、こういう選択肢もアリだと思っています。

いかがでしたか?

今回の調査にあたり、ある程度の偏りがあることを予想していましたが、「アツい業界」はばらつきを見せる結果となりました。「社会的になんとなくよしとされている」「周りの学部の友人や先輩が多く働いている」という理由で志望業界を狭めてしまうのは大きな機会損失となるリスクがあります。

20卒ツイッタラーとして、就活生ながらも質問箱などで相談を受けている彼らにとってのアツい業界はあくまでも本人にとってのアツい業界であり、決してそれはあなたに合っている業界という訳ではありません。

しかし、彼らの世の中の見方・捉え方は参考にできるのではないでしょうか。

視野を広く持ち、自分自身がもっとも本気になれる領域を探すことを焦らず行ってみてください。業界研究に困った時はUnistyleの記事を参考にし、改めて整理してみましょう。

おすすめコラム 4 件

東京一強時代!?"就活格差"の実態 東京一強時代!?"就活格差"の実態 毎年のように騒がれる地方大学と都心大学の"就活格差"問題。「この企業に興味があるけど、交通費がすごくかかるからどうしようかな・・・。」「インターンに行ってみたいけど、就活費用を稼ぐためにアルバイトが忙しいし、授業も出ないと・・・。」多くの企業が東京に本社を置いていることもあり、地方の就活生は選考やセミナーのために、上京をする必要があります。そのため、新幹線などの交通費や移動にかかる時間など、都心の就活生に比べて頭を悩ますことが多々あると思います。今回は、地方大学出身の筆者の経験談や他の地方大学生から聞いた話をもとに、地方大学の就活の実態と格差について考察し、解決策を提示します。地方大学の就活一概に地方大学と言っても、地域によってかなり差があると感じています。今回は大きく3つの地域に分類し、それぞれの就職活動の苦悩について時間・金銭・情報という観点から考察していきます。首都圏ベッドタウン大学筑波大学、横浜国立大学、千葉大学などの関東近郊の大学があたります。時間首都圏にありつつも東京の中心部からは距離があり、大学から1時間半〜2時間かかります。中心部に出ることはできますが、朝早くに起きなければなりません。加えて通勤ラッシュに巻き込まれることもあります。頑張れば往復できる距離のため地方就活生と違い、わざわざ2時間かけて家に帰り、次の朝2時間かけて来るということを繰り返します。金銭遠方の大学に含まれないことが多いため、交通費・宿泊費が支給されないことがあります。場合によっては地方大学の就活生より交通費がかかってしまうということもあります。情報都心の大学との交流が少ないため、情報が入ってきません。とはいえ、他の地方学生に比べれば、頑張れば都心に行ける距離でもあるため、自分の行動力やタイムマネジメントで情報格差を解消できると思います。地方主要都市大学札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡などの都市があたります。このような都市には旧帝大があることが多く、加えて周囲に私大もたくさんあります。時間新幹線を使うかバスを使うかによって、大きく時間が変化します。ただ金銭面を考慮に入れるとバスを使うことが多いと思います。一概にいうことはできませんが、6時間〜12時間かかります。金銭上記のような交通手段を用いるため、交通費は莫大にかかります。特に、色んな企業をとりあえず受けてみたい就活生にとっては死活問題になり得る可能性があります。インターンや最終選考では交通費・宿泊費が支給されることもあるので、受ける企業を精査することが求められるでしょう。情報都心には劣るものの、企業の支社があることが多く、説明会などを地方の支社で受けることができる場合があります。売り手市場である昨今では、企業も地方の主要都市で説明会や選考をするケースも増えています。ただ当然ながら、それでも企業数は東京に比べて格段に減ります。地方都市大学秋田・石川・広島・熊本などの都市があたります。国立を中心に私大がちらほら存在しています。時間地方主要都市と大きくは変わりません。新幹線が通っていない・数が少ないなどのことがあるため、より時間の制限があります。金銭地方主要都市以上に交通費がかかります。また地方主要都市に比べて、大学周辺で説明会や選考が行われる回数が少ないため、大都市圏に出るためにもお金が必要になります。情報説明会・選考会に参加するのにも一苦労なため、情報も中々流れてきません。また、地元志向の学生が多く、公務員に就職する学生が多いです。そのため、就職活動をする人数自体が多くなく、情報集めにも苦戦している印象があります。東京一強の就活地方の区分ごとに時間・金銭・情報という3つの観点から苦労を述べてきましたが、情報について補足をしたいと思います。インターネットが普及する以前は過去年度の選考レポートやESなどを大学の先輩・OBから得るしかありませんでした。そのため先輩・OBとのコネを持つ学生が有利に選考を進めていました。しかし、インターネットの普及により、どこでも誰でも簡単に情報にアクセスできる時代になりました。unistyleなどの就活メディアで過去の選考レポートやESなどの企業の選考情報が公開されるようになり、以前よりは情報格差が少なくなってきたと思います。それでもなぜ、地方と都心では大きな情報格差が生まれてしまっているのでしょうか。その差とはつまり、リアルな社会人との接点(=OB訪問)です。「こんな人になりたいな。」「なるほど!こういう考え方もあるのか。」というように、OB訪問などで社会人との接点を持つことにより、東京の学生は、自らの将来について考える機会が豊富です。一方、地方の学生は、インターンや講演会、勉強会などで、起業家や社会人の働く現場を目の当たりにする機会はめったにありません。その結果として、就活の準備がままならず、東京一強となってしまっている現状があります。そのため、地方の就活生は社会人との接点を持つために、自ら動く必要があります。社会人との接点を持つために、OB訪問アプリを活用しようでは、社会人との接点を持つ機会を増やすためにどうするべきか。最も有効な手段は、”OB訪問アプリ”を活用することだと思います。OB訪問アプリを活用すると下記のようなメリットがあると思います。メリット①自分の所属するコミュニティ以外の社会人の話が聞きやすくなる②社会人のプロフィールを把握した上でOB訪問を依頼することができる③チャット形式で簡単にアポ取りができるこのようなメリットがあるため、地方学生でも簡単かつ効率よく社会人と接する機会を増やすことができます。実際にどのようなサービスがあるのかはunistyleの「【実際に使ってみた】Matcher・VisitsOB|ビズリーチ・キャンパス|OB訪問アプリって実際どうなの?」を参考にしてみてください。参考:【実際に使ってみた】Matcher・VisitsOB|ビズリーチ・キャンパス|OB訪問アプリって実際どうなの?就活コミュニティを発足・参加するという方法もある地方に住んでいる場合、例えOB訪問アプリを活用してもなかなか情報収集することが容易ではありません。その場合は、就活生で協力し合って情報収集をすることが非常に有効な手段です。それこそ、就活生と繋がることにより、OB訪問ができる社会人を紹介してもらったり、自分が知り得なかった就活イベントの情報などを教えてくれる可能性もあります。そんな就活コミュニティの発足、または参加するためには、大きく3つの手段があります。①選考・インターンで仲良くなった就活生と作る選考終わりやインターンでLINEグループを作ることがよくあると思います。そこでのグループで連絡を取り合い、情報を集めることができます。特に、自分と同じような軸を持っている就活生がいる場合、個人で連絡を取り合うなどをして、選考情報などを得られると良いでしょう。実際に会って、仲良くなってから連絡を取り合うため、一番有効な情報収集の仕方だと思います。②Twitterで就活生と繋がる就活アカというものを作り、Twitter上で就活生と連絡を取り合っていくというものになります。Twitterはオンラインの中でも、リアルタイム性が特徴のため、就活との相性が良いです。実際に"〇〇卒界隈"と呼ばれるような就活コミュニティのようなが存在しており、Twitter上だけにとどまらずリアルでも交流をしているようです。コミュニティといえるような集団を作るまでには難しいかもしれませんが、最も簡単に選考情報を集めることができると感じます。界隈のアカウントの発信内容を読みながら、自分にとって有益そうなアカウントをどんどんフォローしましょう。もしかしたら、自分と同じ地方の就活生のアカウントを見つけることもできるかもしれません。同じ悩みを抱える就活生と繋がれるのは、嬉しいですよね。③選抜コミュニティに参加する就活支援サイトなどが運営している選抜コミュニティというものがあります。選考を突破した選ばれた学生のみが参加できるクローズドコミュニティになります。このコミュニティに参加すると、選考対策や特別選考会などに参加することができます。毎年外銀・外コンに多数の内定者を出しており、いわゆる"就活強者"と呼ばれる人の多くは選抜コミュニティに参加している印象があります。そもそもコミュニティ自体が東京で運営されていることが多いため、選考に参加するのに一苦労ですが、突破できればそれに見合うメリットを享受できると思います。最後にー就職活動は団体戦ー就職活動は団体戦です。大学受験の時も「大学受験は団体戦」と言われたと思います。ですが同じ団体戦でも意味は大きく異なります。大学受験が「みんなで頑張ろう!」という意味の団体戦だったのに対し、就職活動での団体戦は「みんなで情報共有したほうが有利に進められるよね」という意味です。特に地方就活生は物理的な距離による就活の難しさを感じていると思います。だからこそ、コミュニティに参加することで、効率良く就活を進めていくといいと思います。関連記事:ススメ地方就活生!就活シェアハウスのすすめ地方の学生はやっぱり不利?!大手企業内定の地方大学生が贈る後輩達へのアドバイス 10,299 views
優秀な就活生は3年後の転職を見据えて幅広くベンチャー企業まで受けている 優秀な就活生は3年後の転職を見据えて幅広くベンチャー企業まで受けている unistyleを運営していると非常に優秀な学生に出会う機会が結構あります。最近、何人かの就職活動生と話をしていたら、ファーストキャリアとしては総合商社や外資系コンサル、外資系投資銀行を選ぶけれども、3年たったら転職する可能性もなくはない、だから就職活動のうちからめぼしい勢いのありそうなベンチャー企業については受けているという人がいました。彼らがどのように考えて就職活動をしていたのかご紹介したいと思います。就職活動はその会社のエースが丁寧に事業説明をしてくれる最後の機会就職活動ほど恵まれた業界研究の機会はないということを、優秀な就活生は十分に理解しています。特に雇用の流動性が高くない日本においては、新卒で優秀な人材を囲い込むことが重要になるため、各社新卒採用にはかなりの予算と労力をかけて取り組みます。新卒採用の説明会で駆り出される現場の社員はエース級の社員であることが多く、そもそも説明会で話す人事が元エース社員で、出世コースとして人事部に配属されているケースもあります。(日系メーカーや金融は人事の力が強く、人事部は出世コースだと言われていたりします)そんなエース社員に対して、根掘り葉掘り、業界や企業について聞く事のできる機会は就職してからはありえません。多くの就活生は内定をするのに必要な情報をかき集めることに必死で、冷静に自分たちの状況が見えていないかもしれませんが、幅広く社会勉強するという意味ではこれ以上の機会はありません。3年後の転職を見据えた優秀な就活生はこの機会を存分に活かそうと、次の成長産業は何か、世界がどういった流れの中にあるのか就職活動の会社説明会を通して知ろうとしています。入社したら時間をかけて業界研究してる暇はないまた総合商社、コンサル、投資銀行など今の学生に人気の業界は給与は高いけど、忙しいという業界が少なくありません。そういった業界に就職してしまうと、転職活動をするために時間を作ることが難しく、入社してから転職活動のための業界研究をしている時間はなくなってしまいます。業界によっては平日は朝から晩まで働き詰めなんてこともあります。そうした事態も見据えて、就職活動の段階で幅広く様々な業界を受けようとしています。ベンチャーの経営陣には有名企業から転職・起業してきた人が多い例えば、名刺管理アプリ・ソフトを運営しているSansan株式会社は、創業者の寺田氏は三井物産出身、取締役にもオラクル、ユニシス、モルガン・スタンレーなどなど大手企業出身者が並んでいます。VOYAGEGROUPも創業者の宇佐美氏はデロイト出身、CFOはコーポレートディレクション出身です。特に新進気鋭のベンチャー企業で新卒採用に力を入れている企業であれば、これらのピカピカの経歴を持った人を広告塔に説明会に呼ぶことも多く、彼らのキャリアに対する考え方から学べることは多いといえます。優秀な就活生は就職活動を前向きに楽しんでいるこれらの優秀な就活生は好奇心が旺盛で、世の中のビジネスに興味を持ち、ビジネスを生み出している人に興味を持って行動しています。内定をゴールに、面接受けがいい受け答えを探して、説明会に来てる人が多い中で、将来の自分のキャリアに対して主体的に情報収集を行っている人は、説明会にいても目立ち、評価されることが多いといえます。前述の通り、こんなにも世の中のビジネスについてエース社員が懇切丁寧に説明してくれる機会は二度とありません。積極的に楽しみながら就職活動が出来ると自然と結果もついてくるでしょう。最後に勉強や仕事における「作業興奮」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。作業興奮とは、勉強でも仕事でも無理やり始めることでやる気が出てくるというものです。就職活動を面倒に思ってしまう人も多いかもしれませんが、無理矢理にでも自分を奮い立たせて説明会に参加したり、選考を受けることで作業興奮の効果でやる気がでてくるかもしれません。自分はそこまで優秀じゃないと思ってしまう人も、最初は無理矢理でもいいので参加してみてはいかがでしょうか。外部転職サービスのご紹介転職レシピベンチャー業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際にベンチャー業界志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。 23,841 views
商工中金の不正融資問題を解説【unistyle業界ニュース】 商工中金の不正融資問題を解説【unistyle業界ニュース】 商工中金は中小企業支援を主要業務とする半官の金融機関です。「中小企業の発展に貢献したい」といった事業内容に即した志望者や、「金融の中でもホワイトそう」といった「なんとなく受ける層」も含め、例年就活生から一定の人気を集めている企業だと思います。そんな安定性が高いイメージを持つ方が多い商工中金について、問題のニュースが発表されました。参考:商工中金広がる不正融資問題ニュースの経緯2016年11月商工中金鹿児島支店における複数行員の財務諸表改ざんの発覚・発表2017年5月金融庁が行政処分→本店へ立ち入り検査2017年9月商工中金から継続調査完了延期が発表ことの発端は2016年11月、商工中金鹿児島支店において複数の行員が、取引先が融資審査を通るように試算表(=融資の際に参考資料として用いられる企業の業績表)を改ざんした問題の発覚でした。この問題に対し商工中金は、第三者委員会を設置して調査に乗り出しました。結果、鹿児島支店の件のほかに複数の案件で改ざんが発覚し、徐々に問題の規模の大きさが浮き彫りになっていきました。その後、2017年5月には金融庁より行政処分がくだり、不正融資の調査を目的に本店へ立ち入り調査が実施されることになります。当初2017年9月を見込んでいた第三者委員会の調査は、10月現在でも完了されておらず、全国の支店規模で同様の不正が蔓延していたことまで発覚されています。(ここまで大規模になると、各支店内で実質黙認状態だったという可能性すら考えられます)「危機対応業務」とは?商工中金の危機対応業務とは、「自然災害・金融危機といった企業にとっての緊急事態が発生したときに貸付を行う業務のこと」を指します。商工中金の場合、その対象が普段からの支援先である中小企業ということになります。この「緊急事態」という状態の基準が外部に対して曖昧であり、融資基準を満たしていることを証明するために先述したような試算表の改ざんが行われたと言えます。またこの融資制度では、商工中金は国から「利子補給」という補助金が支給され、他の金融機関よりも低利子で貸付を行えるという形が取られていました。今回の件はこういった国の制度を悪用し、財源となる納税者・競合先となる民間金融機関をはじめとした多くの関係者の強い反感を買ったという点で問題性が高いと言えるでしょう。なぜ不正が行われたのか?不正に携わった関係者が多いため一概には言えませんが、一番の原因は営業担当者個々人に対して課せれたノルマにあると考えられます。目先のノルマに達成に目が行き過ぎ、業績を悪く見せかけ「緊急事態」であることにするという不正が日常化してしまっていたと考えられるでしょう。もちろん、それを実行した個々の担当者だけでなく、融資を決裁した上司など、問題とみなされる関係者は多く存在します。「政府系はメガバンクと違ってノルマの厳しさがなくホワイトそう」というようなイメージを抱いていた就活生にとって、この背景にはある程度衝撃を受けることになったかもしれません。上記のようなイメージ先行の思考が危険であることについて、本件を通して気づきを得ていただければと思います。最後に「」でも述べたように、就活生は企業の業績を中心とした世の中の動きに敏感であり、今回の商工中金のニュースも19卒の就職人気に影響があることが推測できます。直近では、企業から聞き取りをせずに「中小企業月次景状観測」という調査書をある支店が作成したというニュースも新たに取り上げられました。不正融資と同様、本件も全国の支店規模の問題として浮き彫りになっていくのかもしれません。本件では「無謀とも言える数値目標に対して精神論や不正で解決しようとした」という点に根幹原因があり、ノルマ=目標予算を追う営利企業であれば商工中金に関わらず起こりうる話だと思っています。(今話題の神戸製鋼所のデータ改ざん問題にも近しい背景があると考えています)いずれにせよ、本件を他人事とは思わず、自分の所属する集団・組織で不正が発覚した際に当事者としてどう振る舞うのか。仕事に限らず身近なコミュニティと照らし合わせながら考えるきっかけにして欲しいと考えています。photobySLRJester 8,704 views
女の子が金融機関に内定するために必要な3つのこと 女の子が金融機関に内定するために必要な3つのこと こんにちは!前回、「私が総合職を選んだ3つの理由」という記事を書いたMです!以前のコラムで書きましたが、私は就活を始めた当初、商社か国際機関が第一志望で、金融業界は全く考えていませんでした。金融って複雑そうだし、夢が無いなって思っていたのです。しかし、色んな業界を見ておこうと思い、金融機関に勤める先輩にOB訪問したのをきっかけに、金融業界に対するイメージが変わり、気付くと金融機関から内定を頂いていました。ホントに就活ってどうなるか分かりませんね笑。そんな成り行き任せの就活でしたが、参考になれば幸いです。1.金融機関に勤める先輩にOB訪問する金融業界に限らず、程度業界研究をしたら、早めにOB訪問することをお勧めします。そのメリットは、①そのOBと話すことによってそれまでの業界に対するイメージが変わったら、軌道修正しやすくなる。志望業界が変わったら、早めに業界研究を始めることができます。ちなみに、金融業界について全く無知の時に抱いていた、業界へのイメージは・・・↓■働いている人が暗そう■残業が多い■パソコンに向かってもくもくと仕事するでしたが、OBの話を聞いて変わりました。↓■人懐っこい人が多い■上流階級や会社の社長など、普段はなかなか会えない人と会うことができる■休日が暦通りだから仕事と休日のメリハリがはっきりしている■海外勤務のチャンスが意外とある私のように無知の状態でOB訪問するのは相手に失礼なので、少しは業界や企業について調べておきましょう!そして、聞きたいことは遠慮せずにズバズバ聞きましょう!②その業界で働く人の雰囲気を知ることができる。業界によって、働く人の雰囲気も違います。例えば商社は、ノリが良い・行動的・愛嬌がある・フットワークが軽い、金融は、真面目・人懐っこい・スマートなど。なので、その業界で働く人たちと自分の雰囲気が合うか合わないかは、働きやすいがどうかの目安になります。私が話を聞いて面白そうだなと思ったのはやはり商社でした。色んな国に行くチャンスも多いし、働く人がイキイキしていました。一方で金融系は、総合職の女性が働きやすいのと、スマートな人が多いというイメージでした。2.将来やりたいことを明確にするこちらも金融業界に限ったことではないのですが、将来やりたいことと会社の方向性をリンクさせることは重要です。そのほうが志望理由もハッキリ言えます。就活を始めたばかりで、将来自分がどうしたいかまだ分からないという学生も多いともいます。むしろ自分のやりたいことを分かっている方が少数派かもしれませんね。私の場合は、海外で働きたかったので、「海外に進出する日本企業を支援したい」みたいなこと言っていました。もちろん留学経験を活かして中国か東南アジアに行きたいって感じで。そしたら面接官に「支店長はどう?」って聞かれて、様々なキャリアがあることに気付きました。働き始めたり環境が変わったりするうちに、やりたいことも変わってくるので、それはその時に考えれば良いとして、とりあえず興味ある仕事内容について調べて、それを面接時に聞かれた時に答えられるようにしておけば良いと思います。その時に、社会情勢や会社の方向性も織り交ぜながら話すと、面接官の共感も得やすいでしょう。3.面接では常に笑顔を絶やさない。金融業界はメーカーと違って、目に見えない商品を提供するのが特徴です。そのため、自身の人間力が特に重要となります。人間力って人によって定義は違うけど、この人といると楽しいとか、信頼できるとか、何か惹かれる点があると良いですよね。また、金融業ではお客様のお金を預かるということで、特に誠実さや真面目さが重視されます。面接時間は大体20〜30分しかなく、その短い時間の中で自分という人間を伝えるのは難しいと思います。しかし、心掛け次第でイメージアップできることもあるので、皆さんも参考にしてみてください。■笑顔を絶やさない(と言っても話の内容によっては表情を少し変えつつ)■相手の目をきちんと見て会話する。■面接官のノリを見て、多少は世間話や無駄話もできるくらいの余裕を持つ。■緊張し過ぎない(ふりをする)話の内容も大切ですが、お客さんと接した時にどう対応するかも見られているということも意識して、緊張し過ぎ自然に会話しましょう!4.最後に色々な事を勝手に書かせてもらいましたが、人それぞれ立場や想いが異なり、自分に合ったスタイルがあります。私の話は参考程度に、みなさん自分の就活スタイルを確立してもらえればと思います。そして、どの企業に決まるかはご縁です。こちらの想いがどんなに熱くて、懸命にアピールしても振り向いてもらえるとは限りません。ただ、第一志望の企業に振られても、「自分はこれだけ頑張ったのだから悔いはない」と思えるような就活をしてほしいです。結局は自分との闘いなので、最後に自分で納得のいく結果となれば幸いです。今回でコラムは最後になりますが、自分自身、就活を振り返ることができて良い機会となりました。就活の時期は辛いこともあるけど、様々な企業を見ることのできる良い機会だと思って、前向きに頑張って下さい!皆さんの検討をお祈りしています。参考:高学歴女子の就活でぶち当たった3つの壁【一般公開記事】一般職ではなくて総合職を選んだ3つの理由【一般公開記事】photobyNacho 38,805 views

現在ES掲載数

78,131

すべて見れる

上に戻る

会員登録・ログインして全てのコンテンツを見る

無料会員登録